社員をロボット化するか、ロボットが社員になるか

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2016年、株式会社リアルグローブ エイプリール・フール企画 「社員ロボット計画.xyz」 をリリースしました。仮タイトル 「パーフェクト・ワールド」

ロボット化が叫ばれる昨今、ロボットによって人間の仕事がどんどんロボットに置き換わっていく。
最初は単純なルーティン作業にはじまり、徐々にディープラーニングでAIがどんどん賢くなっていくことで、世界はより完璧になって行くのだろうと思う。

もしそんな完璧な世界がやってくるとして、問題は2つある。
その完璧な世界で、人間をするのか。そして、そんな世界を人間は愛することができるのか。

手塚治虫の『火の鳥 未来編』に登場するロビタのストーリーを、頭の片隅に浮かべながら作った企画。

要件としては、リアルグローブ社がロボット事業を行っていることを広くアピールすること。そして、そこからが人材採用に繋がることを狙ったもの。

ぶっちゃけいえば、「なんかバズる企画ない? 採用強化したいんだけど、人材会社使うとコストの問題もあるし、やっぱりリアルグローブに興味を持った人に来て欲しいんだよね」というオーダー。雑に言えば、ですが。。。

 

社員をロボット化するか、ロボットが社員になるか

ブラックな企業の代表的な表現として、「社員をロボットのように扱うな!」という表現がある一方、ロボットが人間の仕事を奪う、という未来に人は怯えている。
この矛盾を何か面白く見せられないかということでの今回の企画。エリプリールフールだから、現実味がなさそうで、ありそうな微妙なラインを狙いたいなと。

たぶん、ロボットに奪われる仕事であれば、奪われてしまえばいい。

そのうえで、人間は自分たちがやりたいことを見つけていけばいいと思う。

僕たちは趣味趣向も考え方も、みんなバラバラなのだから、それぞれやりたいこと、得意なことだけをできるような社会が居心地のいい場所であるべきで、もしロボットがしたほうが効率的な仕事があるのであれば、それはロボットにやってもらって、人間は人間にしかできない仕事をすればいい。

もしそれが何なのかわからないのであれば、それを探すことが、それを探すことが人間らしさと呼ぶべきもの。

社長が社員にロボット化を進める未来

そんなことを考えながら、妄想してストーリがこんな感じ。

社長が各社員に、「君、ロボットにならない?」って声をかけて回る。
すんなり受け入れる社員がいる一方、拒否をし、解雇される社員がいる。そして、ロボット化したことを株主さんが絶賛する、というフィクション。

もう少し仕掛けに時間が掛けられると、もう少しバズったかとは思うのですが、一部には面白がっていただけたようなので、よかったよかった。

というわけで、こんな企画を通していただいたリアルグローブに感謝感謝。

社員ロボット計画.xyz 構想ノート

忘備録的なメモ。
これ系の企画は、最初は全部手書きでセリフのように、下書きする。
正直ここはあんまり悩まないので、とりあえず書き切る。

そのあとで、ノートをパソコンに打ち直しながら、表現を再度磨いていく。
完成したものは、プリントアウト→赤字で校正を何度か繰り返して、完成。

あとは、超優秀なデザイナーさんに意図を伝えて、デザインに起こしてもらって、イメージをつけてサイト化。
サイトイメージが上がってきた段階で、修正をお願いしたり、場合によっては、デザインに合わせて文章のテイストを調整。

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